深夜のラジオっ子

アニメとはあまり関係の無い昔話。

 

まだ大学生だった頃、大学の講義でラジオ番組を作る講義があった。とあるFM局のディレクターの人が講師として来て、ラジオについて教えてくれたものである。講義の内容とか一切覚えていないのが今になってみると勿体無い。

ただ記憶に残っているのが、ラジオ番組を作る過程のこと。この講義、最終的には数名のグループで15分の番組を一つ制作し、それをFM局で学生が作った番組として放送してくれるというものだった。内容を考えても自分は当たり障りのない内容しか浮かんでこなくて、それで進めようとしたら、講師の人に「手抜きしてない?」とやんわり怒られたのは今でも覚えている。

結果的に、他の人がくっそ真面目な番組案を考えてくれて、それで進めることに。確か、インタビューか何かは就職活動と被って行けなかった気がする。インタビューに同行できなかった償いと言ってはアレかもしれないけれど、番組の細かい構成やインタビューの編集、BGMの選曲は自分でやった。で、編集作業は自宅じゃできなかったので、何度かそのFM局に行って、編集PCを貸してもらっておこなった。今思い返すと、そのFM局に行って、一人で編集作業をしているのが本当に楽しかった。「ラジオを作ってるんだなー」という感じが本当に心地良かった。

一応、肩書としてはその番組のディレクターとして名前を出した気がする。どんな風に放送されたのかは覚えていないし、放送のデータも手元に残っていない。今になってみると、どんな番組だっけなー・・・と聴いてみたい気もする。

 

その後、その番組を作ったFM局のツテで、「CM読んで」と頼まれたことがあった。FM局に行って、ブースに入って一言発するだけ。それなのに、全然上手く読めない。言葉のアクセントってこんなに難しいんだっけ・・・なんて痛感した。確か、「◯◯の牛乳!」って言うくらいだった気がする。

そのCMの出来上がりは怖くて聴けなかった。もちろんデータも手元に残っていない。あれがCMで流れていたと考えるだけでも恐ろしい。とはいえ、これも今になってはどんな出来上がりなのか聴いてみたい感はある。

 

ラジオで喋った話つながりでさらに遡ると、高校時代、『やまだひさしのラジアンリミテッド』に2度リスナー電話が繋がって出たことがある。当時のラジオネームすら覚えていないし、ぼんやりとしか記憶に残っていない。一度目は、やまちゃんと普通に話した。「高校3年だけど受験大丈夫?」と聞かれ、「推薦で決まってるから大丈夫!」と答えた記憶。二度目は何かのネタコーナーに出演し、トイレでうんこをするフリをして唸りながら「トイレをしているため、電話に出ることができません」という留守電のモノマネをした。両方ともMDに録音していたけれど、今となってはそのMDはどこへ行ったのか。聴けるものなら聴いてみたい。

 

話は戻って、なぜ大学時代のFM局のコネを活かしてラジオの仕事をしなかったのか・・・と今でも後悔はする。当時の自分は東京への憧れがあって、「ラジオの仕事をするにしても東京でしたい!」と思っている節があった。その割に大手ばかり狙っていたので、結果としては全滅。しょうもないところで半年働いて、その後にアニメ制作会社に入った。そして色々あって、ちょっと偉くなった。結果的に、「なんか色々やれるのかなー」という気はする。機会があればラジオに繋がる仕事だってしてみたい。回り道はしてきたけど、人生はどこでどう道が繋がっているのかわからないものである。もちろん、どこで道が途切れているかもわからないけれど。

 

なぜこんな話を書いたかというと、『深夜のラジオっ子』(著:村上謙三久)が面白かったから。 

アニラジが好きな身としては、大村綾人・長田宏・伊福部崇の話が非常に興味深かった。ラジオが好きな人は読むと何かしら刺さるものがある気がするのでオススメ。

 

そんな昔話ついでに諸々と宣伝。

中編映画『COCOLORS』が公開中。詳しくは公式Twitterにて。マチ★アソビで店番手伝ったくらいなのにSpecial Thanksでクレジットを載せてもらって申し訳ない気持ちでいっぱい。

TVアニメ『ポプテピピック』第1話のOPを少しだけお手伝い。

劇場アニメ『ニンジャバットマン』が6月15日に公開。こちらはA・C・DパートのCG進行と作画進行を担当。詳しくは公式サイトにて。

深夜3時にエレベーターが故障してしまったので近況報告

タイトルの通りです。

深夜3時。帰ろうと思ったら会社のエレベーターが故障してしまい、エレベーターに書いてある電話番号に電話したら「技術者が向かいますのでお待ちください」と言われ、帰るに帰れなくなってしまい、持て余した時間で久しぶりにブログを書いています。

 

「あっ、これはおいしい!ラジオに送るネタにできるか…?」と思ったけれども、実際はそこまで面白くないのが悲しいところ。どうせなら閉じ込められておけば良かったか…!

 

近況は、10月から働く会社が変わりました。約3年間CG会社で制作をやっていましたが、また手描きアニメの会社に戻ってきました。ついでと言ってはナンですが、ちょっとだけ肩書が偉くなりました。こればかりはタイミングというか運が良かったというか…。また、携わった作品に関してアレコレ書ける日が来るといいですね。いや、面倒臭いので書かないかもしれません。

 

CG会社はそこそこちゃんとしていたので、午前中に出社して、日が跨ぐ前には帰れていました。ただ、こちらの会社に来てからはどうでしょう。平然と日を跨ぎます。まぁ、好きでやってるからいいんですが。CG会社はアニメ業界の中でも、世間一般のちゃんとした企業寄りですよね。手描きアニメの会社もそうならないものでしょうか。制作の残業代を換算したら凄まじいことになるような気がします。今の会社は好きなんでそんなことしないですが。前の前に働いていた会社には残業代請求してみたいです。

作画の方の単価が~という話を最近よく耳にしますが、制作進行の適正金額っていくらなんでしょうね?制作のもらっている金額は今のままで良いんですかね?とも思うのでした。

 

技術者の人が来たみたいなので、終わりだよ~

カーシェアで外回り

いつまで経っても社用車はできなかったけど、その代わりに会社が某カーシェアを法人契約してくれて、これで晴れて車での外回りができるようになった。

まぁ基本はCG会社だし、データでのやりとりメインだから、社用車なんていらないんだけど。なので、お金を払って使いたいときにだけ使えるカーシェアはウチみたいな会社だとなかなか便利。

 

で、車で外回りしてて気付いたけど、やっぱり適度に車の運転できるのはストレス解消になる。

ずっとデスクにかじりついてPCとにらめっこしてても、まぁストレスの溜まること溜まること。そりゃ、何も無くてもイライラしますわ。そこに、外回りが発生したら電車とバスを駆使する・・・というのがなかなかに面倒臭かった。

長編をやっているところで、もう少し早く気付いて導入できていればなー、と悔やむばかりなのであった。

 

しかし、外回りを全て外注している会社もあると聞くけど、そういう会社こそ制作進行の精神状態が気になる・・・。スケジュールが押せば押すほど現場の空気はピリピリしてくるし、そんな社内にずっと居続けたいかといえば、自分はNoである。外回りがいい気分転換になると思うんだけど・・・。

まぁ勿論、事故のリスクは付き纏うけど。

果たして、アニメ制作における外回りの扱いはどうするのが正解なのか。未だにはっきりしていないような気がするけど、外注に任せる会社が増えているってことはそういうことなのかなー・・・。