深夜3時にエレベーターが故障してしまったので近況報告

タイトルの通りです。

深夜3時。帰ろうと思ったら会社のエレベーターが故障してしまい、エレベーターに書いてある電話番号に電話したら「技術者が向かいますのでお待ちください」と言われ、帰るに帰れなくなってしまい、持て余した時間で久しぶりにブログを書いています。

 

「あっ、これはおいしい!ラジオに送るネタにできるか…?」と思ったけれども、実際はそこまで面白くないのが悲しいところ。どうせなら閉じ込められておけば良かったか…!

 

近況は、10月から働く会社が変わりました。約3年間CG会社で制作をやっていましたが、また手描きアニメの会社に戻ってきました。ついでと言ってはナンですが、ちょっとだけ肩書が偉くなりました。こればかりはタイミングというか運が良かったというか…。また、携わった作品に関してアレコレ書ける日が来るといいですね。いや、面倒臭いので書かないかもしれません。

 

CG会社はそこそこちゃんとしていたので、午前中に出社して、日が跨ぐ前には帰れていました。ただ、こちらの会社に来てからはどうでしょう。平然と日を跨ぎます。まぁ、好きでやってるからいいんですが。CG会社はアニメ業界の中でも、世間一般のちゃんとした企業寄りですよね。手描きアニメの会社もそうならないものでしょうか。制作の残業代を換算したら凄まじいことになるような気がします。今の会社は好きなんでそんなことしないですが。前の前に働いていた会社には残業代請求してみたいです。

作画の方の単価が~という話を最近よく耳にしますが、制作進行の適正金額っていくらなんでしょうね?制作のもらっている金額は今のままで良いんですかね?とも思うのでした。

 

技術者の人が来たみたいなので、終わりだよ~

カーシェアで外回り

いつまで経っても社用車はできなかったけど、その代わりに会社が某カーシェアを法人契約してくれて、これで晴れて車での外回りができるようになった。

まぁ基本はCG会社だし、データでのやりとりメインだから、社用車なんていらないんだけど。なので、お金を払って使いたいときにだけ使えるカーシェアはウチみたいな会社だとなかなか便利。

 

で、車で外回りしてて気付いたけど、やっぱり適度に車の運転できるのはストレス解消になる。

ずっとデスクにかじりついてPCとにらめっこしてても、まぁストレスの溜まること溜まること。そりゃ、何も無くてもイライラしますわ。そこに、外回りが発生したら電車とバスを駆使する・・・というのがなかなかに面倒臭かった。

長編をやっているところで、もう少し早く気付いて導入できていればなー、と悔やむばかりなのであった。

 

しかし、外回りを全て外注している会社もあると聞くけど、そういう会社こそ制作進行の精神状態が気になる・・・。スケジュールが押せば押すほど現場の空気はピリピリしてくるし、そんな社内にずっと居続けたいかといえば、自分はNoである。外回りがいい気分転換になると思うんだけど・・・。

まぁ勿論、事故のリスクは付き纏うけど。

果たして、アニメ制作における外回りの扱いはどうするのが正解なのか。未だにはっきりしていないような気がするけど、外注に任せる会社が増えているってことはそういうことなのかなー・・・。

制作進行が1番に考えるべきはクオリティ?スケジュール?

アニメの制作進行は何を1番に考えるべきなんでしょう?

 

時と場合によるかと思いますが、個人的には、スケジュールが1番で、クオリティは2番だと思います。

なぜなら、制作がスケジュールを蔑ろにしたとき、(その話数は良いかもしれませんが)その他が煽りを食って、そのまま現場が崩壊へと加速していくからです。

 

クオリティを蔑ろにしていいわけではありません。当然。

決められるスケジュールの中で、いかに最善を尽くすか…。

(2原撒きができるだけ出ないようにする。2原撒きが出たら、できるだけ信頼のおける原画さんに撒けるようにする。動画もできるだけ電送を出さないようにする。ちゃんと仕上げ・撮影にも時間がいくようにする…などなど)

それが、スケジュールが1番で、クオリティが2番と言った意味です。

これが逆転した時、収拾がつかなくなってしまいます。

だから、制作は馬鹿なフリをして、スケジュールを守らなくてはいけません。

あ、もちろん、クオリティを1番に考えてくれているメインスタッフがいてくれることが大前提ですが…。

 

ただ、制作が『クオリティ』という言葉を口にしてはいけないような気はします。

制作は絵が描けないですし、アニメーターさんに比べてクオリティの本質なんてわかっちゃいないですし。

それこそ、「クオリティを人質にすんな」です。

クオリティなんてものをわからないフリをして、スケジュールを頑なに守りながら、ひっそりクオリティも考えなきゃいけないんです。

制作って難しいですね…。

 

誰だっていいものを作りたいです。

ただ、制作は「いいものを作りたい」って気持ちを押し殺すくらいがちょうどいいのかもしれません。

それくらいが最終的にいいバランスになる気がするんです。

 

ま、すべては理想論ですけどね。

あ、理想論を語るなら、スケジュールが1番で同じくらいにクオリティも1番に考えるべきなんだろうなあ…。