『Tokyo 7th シスターズ t7s 2nd Anniversary Live in PACIFICO Yokohama 16'→30'→34' -INTO THE 2ND GEAR-』 昼・夜公演 雑感

Tokyo 7th シスターズ t7s 2nd Anniversary Live in PACIFICO Yokohama 16'→30'→34' -INTO THE 2ND GEAR-』昼公演・夜公演と参加してきたので、雑感という名の雑な感想をだらだらと。

 

 

・冒頭、『Intro ~Are You Ready 7th-TYPES??~』が流れながらのニコルの緩いナレでちょっとホッとする

・『SEVENTH HAVEN』がただただかっこいい。圧巻。やっぱセブンスはレジェンド感あるネ

・『FALLING DOWN』はニコルとミトがメインだけど、川﨑さん(ルイ役)がかっこよすぎる!

・777はいきなり『KILL✩ER✩TUNE✩R』だ!!!

・あれやね、『Cocoro Magical』は邪魔そうだった風船が飛ばなくてよかったね…

・加隈さん…というかロナの挨拶で「今日が楽しかった人にも悲しかった人にも~」というロナシナリオのセリフが使われていて嬉しい!

・KARAKURI乱入→あっ、レアボス演出だ…

・KARAKURIのパフォーマンスからの秋奈さんのMCのギャップに思わず「可愛い!」

・KARAKURIパフォーマンスからのNI+CORAへ…という2人組ユニットの流れがいい!ライブ前エピソードでもお互い意識してる描写があったので

・『You Can't Win』のダンスのかっこよさ!個人的にユニットで一番好きでした。「ばっきゅーん!」

・『ラバ×ラバ』の冒頭セリフがCD通りモモカだ!しかも生セリフだ!!

WITCH NUMBER 4は、ジャケ絵の変態衣装着ないんですね…(普通に無理

・『さよならレイニーレイディ』のダンス、今までのSiSH曲の中で一番すごかったっすね…

・SiSHの新衣装がなんか風呂上がりに見える(失礼

Le☆S☆Caは今まで歌い分けがよくわからなかったので、今回のライブでわかってよかった!『YELLOW』の歌詞「羽ばたくことできずに茜空」の部分を藤田茜さん(レナ役)が歌ってるのなんかいいっすね…

・「各ユニットの1stシングルをメドレーで!」→平然と、ユニットの2ndシングルをフル尺でやるサービス精神が素敵

・『Girls Talk!!』で、ジャケ絵で着てるNI+CORAパーカーだああああああ!!!!!!

・4Uだ!!!→おっ、このイントロは…まさか生演奏…?→あー、やっぱ当て振りだった!笑

・『TREAT OR TREAT?』が流れると、あの凶悪譜面が頭の中に降ってくるからよくない。未だにトリトリだけフルコンできてません

・はる☆ジカ(ちいさな)の振りでハネてるのが可愛かったです

・初披露だったのにセトリ位置的に地味になってしまった『Snow in "I love you"』。自分は大好きです。冬のライブだったらもっともっと映えそう

ナナシスライブでの畳み掛けるような特報の出し方がめっちゃ好き

・セブンスだけの『Star☆Glitter』だ!嬉しい!!

・『FUNBARE☆RUNNNER』が流れる→「I☆KU☆ZOOOO!!!!!!!!」→サビに入った途端、涙が出てくる→「つなぐバトン」で演者さんが振りでバトンを繋いでるのを見てもっと泣く→男泣きしてたらFUNBAREが終わる。FUNBARE is 最高!

・ラストが『僕らは青空になる』。パンフを読んでると、ある意味スタグリと対になる曲として作られたのかなー?と思って、アルバム、そして今回ライブのメイン曲として据えられたのがすごく納得

 

 

そんな具合で、最高のライブでした。

結局、既存曲はハルの「またあした」以外は全て披露してくれる形に!(メドレー含む)

ナナシスは我々にここまでのものをくれるの!?自分はなんて贅沢で幸せ者なんだ!!!」なんて思ってしまうほど。

あんな素晴らしいパフォーマンスをしてくれた皆さんに何を返せるんでしょうか。

アニメ制作の仕事しにチップチューンさん行きたくなるくらいです。

 

演者さん・スタッフさん、本当にお疲れ様でした。

これ以上ないほどに素敵なライブでした。

 

是非、ナナシスを楽曲・ライブから入った人は、アプリの方もプレイしてみてください。

今回のライブも、本編のストーリーを見ていると、別の見方ができると思います。

たぶん、今回の2ndライブはEpisode2.5を経てのライブだったと思うんですよね。

そう思うだけで、色々と感慨深いです。

ムスビシナリオ『ワン・ステップ・フォワード』で彼女が見つけ出した"何か"が、今回のライブで描かれていたのかもしれません…ってな具合で。ほんの一例ですが。

基本的にはバカやってるシナリオばっかですが、唐突にシリアスなシナリオをぶっ込んでくるのがナナシスの好きなところです。個人的に。

ゲームシステムも、以前よりかなりマシになりましたので(笑)

 

余談ですが、ライブ終了後、ナナシスアプリからガチャのG確率UP通知が来まくって面白かったです。

みんなライブ終わりのテンションでガチャ引いたんすね。

テンション下がらなかったので、自分もそのまま課金してガチャ引きました。

CP10のGが4枚でした。

 

おわり

 

『制作進行ナイト!』

みたいなイベント見てみたいですよね。

阿佐ヶ谷ロフト・・・とまではいかなくても、ネイキッドロフトあたりで。

個人的に、色々な会社の制作さんの話を聞いてみたいんです。

 

ただ、間違いなく「ツライこと自慢」にしかならない気がするから、業界関係者以外が見てて面白いかは謎。

 

誰か企画してください。参加はしたいです。

アニメの制作進行に車での外回りは必要無いのか?

最近、「車両協力」なんてクレジットをよく見かけるようになりましたが、これは、車での外回りを進行が行うのではなく、外部に委託している形ですよね。アルファロードだったり小松通商だったり赤帽だったり…。必死こいて眠気と闘いながら外回りをしてきた身としては「楽でいいなー。外回りが無いなんて羨ましい」と思うのですが、その直後に「あれ?本当に楽になってるのか?」とも思うわけです。

 

というわけで、今回は『制作進行に車での外回りは必要無いのか?』というお話をちょっぴりと。

 

そもそも、なぜ「楽でいいなー」と思うのかというと、外回りの仕事が進行の中でも時間がかかる仕事の内の一つだからです。個人的に制作進行の時間がかかる仕事といえば…

・スキャン(原図スキャン・線撮スキャン)

・タップ貼り替え

・外回り

あたりでしょうか。字面だけだと地味でそんなに大変そうに見えないのがこれまた…。

 

スキャンと言うと、自分が元いた会社なんて優秀なソーターが無かったので、一枚一枚スキャン台に入れてスキャンしてましたからね。生の素材をソーターにかけて一気にスキャンしようとすると、詰まったときに紙がぐちゃぐちゃになってしまい、素材を駄目にしてしまうことがあるので、よっぽど優秀なコピー機じゃないと怖いのです。これはまた別の話で。

 

タップ貼り替えは、アナログ作業がある以上、永遠に必要な作業な気がするので仕方が無いです。個人的には拡大作画用の拡大コピーからのタップ張り替えが割と面倒くさかったですね。最近だと、原画さんがデジタルで作画されたものを演出・作監さんがアナログでチェックする場合は全て紙で出力しますよね。これがまた面倒臭い。デジタル作画がオールデジタルでチェックできる環境で無い限りは意味が無いと言われている理由のうちの一つな気がします。

 

そして、やっぱり外回り。車を運転して東へ西へ。原画さんが「この時間に上がり出すから」と言われたら、それが深夜だろうが早朝だろうが、東村山だろうが新座だろうが「No」と言わずに回収へ行くのが進行の仕事。いや、「その時間は勤務時間外なので、明日、出社したところで回収に伺います」と言うこともできるのですが、そうすると原画さんには「急ぎで回収に来ないってことは、この話数はまだスケジュールに余裕があるってことか。なら作業は後に回そう」と思われてしまうのです。人によっては「こっちが必死こいてこの時間に終わらせようと作業したんだから、早く取りに来いよ!」なんて怒られることもあります。

もちろん、原画さんだけではなく、ここに動画入れ・仕上げ入れ・撮影入れなどの素材のやりとりも外回りに入ってきます。これが複数話数掛け持ちになると、もうてんやわんやです。外回りしているだけで一日が終わってしまい、デスクワークが深夜から…なんてことも多々あったり。

 

…あれ?外回りが無いほうが良いじゃん!と思うでしょう。

しかし、外回りで何より大事なのが『原画さんと直接会って話す』というところなのです。電話ではわからない相手の表情や状況、直接会って表などを提示しながらのスケジュールの話、そして仕事とは関係の無い他愛のない話。これらが、原画さんとの信頼関係を生むのだと自分は思っています。この信頼が次の仕事に繋がっていくんですよね。電話のみのやりとりで信頼が生まれないとは言いませんが、電話より直接会った方が圧倒的に得られる情報が多いです。進行は人と人との繋がりが肝な仕事なので、この繋がりと信頼が色々な人と強くなればなる程、スーパー進行になっていきます。

そして、時間のコントロールです。外回りが無いということは「この時間に回収業者さんが向かうので、そこまでに上がりを出しておいてくださいね」という時間のコントロールをしていかないといけないのです。芸術家気質である原画さんの時間のコントロールほど難しいものはありません。それを何人も合わせて行わないといけないなんてあまり考えたくないものです。それなら、上がりを待って自分で行った方が早いです。

そしてもう一つ。外回りで外に出ることが息抜きにもなるんですよね。外回りが無くて、状況が切迫している息苦しい現場に一日中居たいでしょうか?自分は嫌です。精神的に参ってしまいます。それならば、車内で好きな曲流して大声で歌いながら外回りしてストレス発散したいです。目に見えないですが、こういったストレスの捌け口にもなっているのではないでしょうか。

肉体的というより、精神的な話ばかりでしたね。つまり、外回りとは『肉体を犠牲にして精神的なアドを得る』のです。

 

つまるところ、「車での外回りには一長一短ありますね」って話です。そりゃそうだ。ただ、必ずしも、外回りが無いことが進行のためになるかというと、そういうわけではないのです。外回りが無ければ進行って楽になるんでしょ?というのは安易な考えです。

個人的には、やっぱり進行って人との繋がりが最も重要だと思っているので、外回りって必要だな、と思うのです。そういう考え方で教わってきたというのもありますが。

 

とはいえ、外回り中の交通事故のことを考えると外回りを排除したくなる気持ちもわかります。自分も事故を起こしてしまったことがありますし。その時は物損と廃車のみで済みましたが、人を轢いてしまった事例も実際に見ているだけに何ともかんとも…。某社はあまりにも事故が多すぎるからという理由で外回りが外部委託になったと聞きますし。

 

結局、社内にいる原画さんだけでその話数が済んでしまうなら、それに越したことはないんですよね。あとは動仕撒きと撮入れくらいですし。動仕や撮影も社内にあれば最高ですが。そういう作り方ができるのが進行としては一番楽。そんな作り方をしてみたいものです。

 

まぁ、これは個人的な見解なので、もちろん、別の考え方もあると思います。考え方は人それぞれ。自分のやり方に合った会社で働けるといいですよね。